作品リスト

マハトマ・ニューデリー

実施第1号。長方形の長手方向に三晃折版S-60を使用し、受梁を省略する為に軽量BOXを上下からサンドイッチしてトラス化している。
部分的に折版を補強する考え。

田中邸

実施第2号。紙をうねらせて、切り込みを入れて引き裂くようなデザインのコンセプトを実現する為に、実施第1号の考案が全面的に応用されている。

バレルショップ

この様な一方向曲面は最も容易に造る事ができる。応力が小さいので、リブ間隔が大きい。
半円ヴォールトの為スラストが小さくタイバーは用いられていない。

角田邸

2本のH鋼柱をRCに打ち込み、床と屋根を鉄骨造としたハイブリッド構造。力学的には一方向のアーチ構造となっている。
この時期以降バブル経済によって手間のかかる仕事がコストアップしたため、1995年まで実施を中断する。

システムソリューションセンターとちぎ

軽快にうねった波のような形状の曲面屋根は、三晃折版S-60を一方的にうねらせ、上下から仕上げ下地兼用の軽量BOXで挟んで造られている。
これを合計23枚の工場製作単位にパネル化し、現場で大きな1枚の屋根に一体化した。
一体化された屋根は、ディスク付きの柱でランダムに支えられている。

ブルーマリーナMM21

S.S.C.T.と同様なコンセプトで設計。工場製作パネル枚数57枚。鉄骨製作会社もS.S.C.T.と同じ会社で製作した。

真言宗豊山派観音寺

スラブプレートAPA32に鉄筋φ16を上下から挟み、合計10枚の工場製作単位にパネル化した。
これを現場で1枚の屋根に一体化し、二方向応力折面屋根とした。

津山リュージョンセンター

合計88枚の工場製作単位にパネル化。
全てのパネルの工場製作及びパネルとパネルの現場施工を溶接を行なわないハイテンションボルト結合とし、工場製作・現場施工の合理化を図った。

松島さかな市場

設計荷重が585kg/m2、無柱面積が214m2と、実例中で荷重、スパンが最大。
現場製作としても最大規模で、造船の溶接工が採用された。床として用いられた第1号。

鳥取県立フラワーパーク(レストラン管理棟、北館)

積雪深が1.5mと大きく、設計荷重が497kg/m2と大きいが、曲面の立体効果による3次元の応力の流れで救われている。

壇上邸

RCの1枚の片持ち壁で全ての水平力を支え、鉛直荷重のみがサンドイッチ折版とφ100の細い柱で支えられている。
建築要素の単純化(ミニマリズム)に応じた面の構造システムが採用されている。ディスクを用いたランダムな床の支え方と、外周の自由な境界曲線が見られる。

谷邸

4階建てビルの床、屋根全面に使用。境界のH鋼との取り合いは標準詳細を採用。天井高獲得が主目的。

世田谷村計画

古い平屋の木造住宅に住みながら、空中に住宅を新築する試み。
4本のφ190の柱から2層のサンドイッチ折版が吊り下げられている。

いまいずみ幼稚園

HPシェル初の試み。225m2(15m×15m)の無柱空間がシェル効果によって実現している。
左右に2つの一回り小さなHPシェル屋根を配し、L字型の大空間が造られている。

天野エンザイム株式会社 岐阜研究所

構造はアーチと、それから吊り下げられたサンドイッチ折版及び、アーチを支える逆V柱の3つの要素のみによって組み立てられている。
工場で製作された合計120枚のパネルはクレーンにより、仮設なしで架け渡された。最大13mのスパンに対し、サンドイッチ折版の成が19cmであるから、スパン・成比1/60以下。

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